窃盗罪のQ&A

Q 高価な指輪が落ちていたので、交番に届けようとして歩いていたら、警察官に職務質問を受けました。
こちらから指輪のことを話す前に所持品検査をされ、ポケットから指輪が出てきたため、そのまま警察に任意同行されて窃盗罪で逮捕されてしまいました。検察官にも弁解を信じてもらえず、窃盗で起訴されました。どうしたらいいのでしょうか。

A 時間的接近性の程度内容、場所的接近性の程度内容、盗品所持の弁解の合理性の内容を十分吟味して刑事弁護をすべきです。

近接所持の理論

窃盗事件の発生現場と時間的、場所的に近接した日時、場所で窃盗被害品を所持していた場合に、そのことを情況証拠として、窃盗被害品の所持者を窃盗犯人として推測する考え(近接所持の理論と言っています)をもとに、逮捕起訴されたものです。

しかし、近接所持の理論は、情況証拠に基づく事実認定のあり方にしかすぎず絶対的な決め手になるものではありません。

時間的近接性

そこで、窃盗被害発生と窃盗被害品所持との時間的近接性がどの程度か、場所的近接性がどの程度かをまず十分吟味する必要があります。

窃盗被害発生後すぐに盗品を所持していたとすれば窃盗犯の可能性が高まりますが、数時間以上経過していれば、盗品入手に関する本人の主張が説得力があり、かつ裏付けがあるのかを吟味して判断することになります。

場所的近接性

盗品を所持していた場所が窃盗被害発生場所と近いか離れているかという場所的近接性も時間的近接性とともに吟味しなければなりません。

無罪となる可能性

時間的場所的近接性に加えて、所持者本人の言い分も当然吟味しなければなりません。時間的場所的近接性があって、たとえば、窃盗発生後あまり時間がたっておらず窃盗現場近くで本人が盗品を所持していた場合でも、窃盗犯人がたまたま高価な指輪を落とし、本人がそれを拾ったということも十分考えられます。
その場合には、本人が拾ったのを見ていた人がいれば、その人の証言で無罪となる可能性が高まります。目撃者がいなくとも、交番の方へ向かっていたとか、経済的な余裕があり窃盗をする動機がなければ無罪になる可能性があるでしょう。あるいは、犯罪歴が全くなく、本件犯行の手口が大胆で手馴れていなければできない手口であれば、無罪に傾くでしょう。

逆に言えば、起訴する検察官は、近接所持の理論による事実認定には慎重を期して認定を妨げる事情の有無や本人の言い分を十分に吟味して起訴するかどうかを決めているとも言っていいと思います。

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